アラカン主婦 Tulipa 🌷です。
ご訪問ありがとうございます😊
🍀 🍀 🍀
またまた毒を吐きます。
そういうのが嫌な方は、どうぞお読みになりませんよう。。
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NHKのドラマ「ディア・ペイシェント」を観ています。
主人公の女医(貫地谷しほり)は実家を離れて病院に勤務しています。
主人公はモンスターペイシェントに悩まされながら多忙の毎日。
母親の面倒を自分が見られないことに負い目を感じています。
実は私も、
・母が認知症
・実家から離れて暮らしている
・妹夫婦が母と同居している
と、似ている境遇なんですよね。
違うのは、
・父はすでに他界
・私は退職して専業主婦
ということ。
コロナ禍以前は、週に一度は実家に行って、母の世話や身の回りの掃除などをしていました。
が、ここ最近はコロナ禍を理由にずっと実家に行っていません。
今年はお盆のお墓参りにも行かずじまい。
高齢の母に万が一感染させたら大変…というのもあるんですが。
それは建前で。。
前にも少し書きましたが、私は母が苦手。
幼い頃から、ほめられた記憶がありません。
プレゼントをしても喜ばれなかったというのは以前書きました。
長女だから、「お姉ちゃん」と呼ばれていました。
妹は「○○(名前)ちゃん」。
高校・大学・就職とスムーズに進んだことを、
「何の苦労も知らない(からダメなんだ)」
と言われたことも何度もあります。
高校受験に合格したとき、嬉しくて祖母(母の母)に連絡したら、
「お祝いを催促してるみたいだよね」
と言われました。
そのときのショックは忘れられません。
ネガティブなことばかり言われて、実家に帰っても心がザワザワするので、ずっと実家からは足が遠のいていました。
実家に置いたままだった卒業アルバムを、無断で破り捨てられたこともあります。
「ずっと置きっぱなしだからいらないと思って」
と言われたときには、母の気持ちが全く理解できなかったし、本当に腹が立ち、憎しみすら覚えました。
そのくせ、母自身のものは捨てられない性分なので家は散らかり放題なんですよ。
子どもが生まれて、やはり孫は可愛いのか、連れて行くと喜んでくれていたとは思います。
(でも孫に対しても猫かわいがりというわけではなく、けっこう辛辣なことを言ったりもしていたようで、娘たちが大人になってから話してくれたことがあります。)
そうして育ったせいか、私は子どもの頃から自己肯定感が低いです。
アラカンにもなってまだそんなこと言って…と思われるでしょうね。
ずっと自分を好きになれなかったんです。
「自分のいいところ」がわからなかったし、特別な存在だとも到底思えませんでした。
仕事で評価されることがあっても、それが本当なのか信じられなかったし、自信も持てずにいました。
最近になってようやく、少しずつですが
「私はこれが得意なのかも」
「自分のいいところはこういうところなのかも」
と思えることができるようになってきましたが、それはすべて友人たちのおかげです。
というわけで、コロナ禍のせいにして実家に行かずにいることに罪悪感を感じながらも、まぁいいかと思う自分もいて。
薄情な娘と思われることは承知していますし、そんな自分をまた嫌になったりもします。
「ディア・ペイシェント」の主人公は、両親を尊敬していると話していましたが、私は母を尊敬していると思ったことは正直ありません。
認知症になってからは、努めて優しく接するようにしていますが。。
こんなネガティブ記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。